会津の人の温かさに触れた旅〜第8回きいて・うたって・おどってみらんしょコンサート

皆様この3連休はどのように過ごされましたでしょうか?
私たち横須賀国際合唱団は、横須賀市の友好都市、会津若松市に行ってまいりました!!

3連休の初日、9月15日(土)に、会津若松市文化センターにて、「第8回きいて・うたって・おどってみらんしょコンサート」を、横須賀市合唱団体連絡協議会の主催にて開催しました✨

IMG_5536.JPGこのコンサートは、2011年の東日本大震災で風評被害を受けた、横須賀市の友好都市、会津若松市を激励するために始まったもので、今は、激励に加え、地元合唱団の皆様との心の交流を深める、とても貴重な機会となっています。

今回は、会津若松市の他の合唱イベントと重なり、大変お忙しいところ、プリムローズの皆様、そして、このコンサートのために結成されたハルモニーAIZUの皆様にもご出演いただきました!
今回はさらに、ビッグバンドのキングスターズ・ジャズオーケストラの皆様、そして勿論、毎回開催に多大なるご支援をいただいている会津民謡いろは会の皆様にもご出演いただいております!

実は、横須賀国際合唱団の鈴木夫婦は夫が会津若松市出身、妻が横須賀市出身!
今回はふたりで総合司会に抜擢して頂き、前日に会津入りし、準備を進めておりました。

しかし当日、想定外のハプニングが!
例年、横須賀市を早朝に出発し、お昼前には着く横須賀合唱連の皆様を乗せたバスが、なんと2度も渋滞に巻き込まれ、到着が14時の開演に間に合わないという事態になりました…!!
横須賀合唱連の出番は開演直後。このままでは演奏が開始できません。

そんなピンチに、会津民謡いろは会の会主・森川さんの機転とご厚意で、会の終盤にご披露いただく予定の民謡を、一番最初に演奏してくださり、さらに、予定になかった一曲を急遽追加でご披露くださいました!
素晴らしい民謡に、会場は盛り上がります!!

民謡の途中、ようやくバスが到着し、大急ぎで準備を進めます。
その後、無事横須賀合唱連のメンバーが舞台に集合でき、演奏を開始することができました!

会津の合唱団の皆様との合同演奏もあったのですが、リハーサルもなくぶっつけ本番。しかし、先生方の力強い指揮、会津の皆様の素晴らしい歌声、横須賀合唱連の火事場の馬鹿力(笑)で、一体感のある、大変感動的な演奏となりました。

フィナーレは、恒例の会津磐梯山の輪踊りで会場が一体となり、ハプニングもありましたが、温かいお客様に恵まれ、大変盛会なうちに幕を閉じました。
お土産に、横須賀の漁師の方が毎年寄贈してくださるわかめ・こんぶをお持ち帰りいただきました🎶

コンサートに続く、出演者による懇親会は、これまた楽しい会で、毎年参加するメンバーは1年に1度の再開を楽しみにしています。
各方面から、美味しい会津の地酒を差し入れしていただきました🍶会津の郷土料理とともに、常に誰かが歌い、誰かが踊り、本当に楽しい時間を過ごすことができました❤️
会津と横須賀の心の交流が、益々深まっていると感じる瞬間です。

コンサート翌日は、猪苗代を観光してきました。
榮川酒造と、野口英世記念館にお邪魔してきました。
榮川酒造は、国税庁全国新酒鑑評会・仙台国税局東北清酒鑑評会・福島県清酒品評会で各金賞受賞など、毎年多くの品評会で高い評価を得ている素晴らしい日本酒メーカーです。
日本名水百選に選ばれた湧き水のそばに酒蔵を造られ、お酒を造っておられます。酒蔵を見学し、試飲をさせていただきました❤️

野口英世は、猪苗代出身で、当時の生家がそのまま現存しています。左手に大火傷を負った囲炉裏が残されていて、当時をリアルに感じます。
記念館の裏手には収穫間近の稲穂が輝く田んぼ、その奥に猪苗代湖と会津の壮大な山々が見え、秋ならではの風景にため息が漏れました。IMG_6043.JPG

帰りのバスは行きとは違い、大変スムーズに流れ、東京の夜景を楽しみながら、19:30に横須賀に到着し、三々五々帰路に着きました。

今回も、会津の皆様の温かさと食の美味しさ、横須賀とのつながりを大いに感じる旅となりました。

次の3連休は会津まつりという、会津の大きなお祭りがあります。どこか旅行に行こうかしら、という方はご検討されてはいかがでしょうか^ ^
ぜひ皆様、素晴らしい場所ですので、会津へとお運びくださいませ❤️